「幼児教育」とは、幼児期(0歳〜6歳まで)の子どもを対象に行う教育のことです。 この時期、子どもは言葉を理解しじめ、親や周囲の人々の真似をしたり、五感のすべてを使って、自分をとりまく世界への興味を広げていきます。 スクルドエンジェル保育園では、この非常に大切な時期に、お子さまの情操を十分に養い、国際的な感覚を乳幼児の時期から自然に身につける環境を提供するために 「モンテッソーリ教育」を基本に「リトミック」「外国人講師による幼児英会話」等、多彩で質の高い幼児教育プログラムを導入しています。
スクルドの幼児教育プログラム
【A】モンテッソーリ教育
研修を受けたスタッフによるモンテッソーリの考え方を取り入れた保育・遊びになります。こどもの成長要求をくみ取りつつ、責任感と思いやりをもった自立的な人間を育てることを目的としたモンテッソー教育を導入しています。
【B】リトミック
専門のリトミック講師による心と身体で感性を養うリトミックを導入しております。
【C】幼児英会話
幼児英会話専門の外国人講師による、歌や遊びを取り入れた、こどもが楽しめる英会話レッスンを導入しています。
モンテッソーリ教育とは?
”モンテッソーリ教育 = モンテッソーリ教具”ではありません。
大人が子どもをどう見るか、どのように援助するか、その見方、援助の仕方がモンテッソーリ教育の本質です。
モンテッソーリ教育は約100年前にイタリアの女性医師マリア・モンテッソーリによって導かれた教育法です。
子ども一人ひとりをよく観察することによって、子どもは自立に向かって自らを高めようとする力を持っていることに気づきました。
「ひとりでできるように手伝ってね!」
子どもが大人に求めていることは、「自分ひとりでできるようになる」ことへの配慮で、子どもの代わりにしてあげることではありません。子どもが自分でできるように援助してあげることです。子どもに関わる大人は、子どもの自立を助ける援助者です。子どもの「自分でできるようになりたい」という生命の衝動に合わせて、適切な時期に適切な援助を行うことで、穏やかで忍耐強い知性をそなえた人格が形成されると言われています。
子どもを成長させる5つのステップ
モンテッソーリの5分野
日常生活の練習
大人にとっては当たり前の日常生活ですが、子どもにとっては内容豊富な教育内容です。
生活していく上で必要な動きすべてが含まれます。
立つ、座る、歩く、つまむ、折る、切る、縫うなどの運動、あいさつ、マナー、身だしなみなども教育内容として組み込まれています。
感覚
0~3歳の時期は無意識に周りのものすべてを吸収し、3~6歳の時期にこれまで吸収してきた事柄を自分自身の中で整理し、分類し、系統立てていきます。3~6歳の時期は五感(視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚)が著しく発達する時期です。
感覚教具は五感を独立して刺激し、概念形成の手助けをします。
言語
子どもはお腹の中でもお母さんの声を感じています。まだ言葉を話さない子どもにも、幼児語ではなく正しい言葉をつかってたくさん話しかけ、語彙を豊かにすることが大切です。
モンテッソーリ教育では「読む」よりも「書く」活動を先に行います。1文字ずつひろい読みをする段階を「読む」とするのではなく、読んで意味が分かりイメージできる段階を「読む」と考えています。
数
具体物を使用し、量や数の感覚を身につけていきます。数を1から100まで数えられるから数量を把握しているとは限りません。具体的に感覚で捉えることのできる「数量」、数量を言い表すときに使う「数詞」、書き表すときに用いる記号の「数字」の3つが一致してはじめて理解したことになります。
文化
子どもは自分の身の周りの動植物、天気、時間など様々な分野に知的好奇心をもつようになります。
生命、地球、生物、音楽、美術など宇宙にあるすべてのものが文化教育の分野です。
大人は子どもの疑問や好奇心に対し、分かりやすく伝えていくことが大切です。
リトミックとはどの様な教育手法か?
すばらしい教育法リトミック誕生・そして日本へ!
リトミックは今から100年位前、スイスの作曲家エミール・ジャック・ダルクローズによって考案されました。 明治から大正の時代に、ヨーロッパへ行った人たちにより、広められました。ダルクローズは音楽教育者であり、作曲家でもありましたが、初めて日本人でリトミックを学んだのは、 市川左団次ら歌舞伎や演劇、ダンスの人達だったようです。 のちに小林宗作がダルクローズ音楽学校で学び、黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』で知られる「ともえ学園」を作り、 教育、音楽界にリトミックを広めました。徹子さんの発想の豊かさはまさに、リトミックによるものなのですね。 ダルクローズが考案したリトミックは、音楽教育の中に身体表現を取り入れることで、音楽はまず体で感じるもの、体験してみなければ、 理論など意味はなさないというものです。 音楽の即時に反応することにより、リズム感はもちろん集中力、反射力、がすぐれ自由に動くことにより、 想像力、創造力が伸びてゆきます。ソルフェージュや即興演奏などにより、発想力を高め、独創性が生まれます。音楽を学ぶ上では、リトミックを経験する事がすべての基本になることでしょう。
大脳の発達と刺激 どんな刺激が必要?
脳の神経細胞は、生まれたときにほとんど出来ています。そして、3歳位までに、神経細胞がどんどん伸びていき、大脳のなかにいっぱいになるのです。神経細胞が伸びるのは、子供が体の内外から刺激を受けた時です。音楽を使い外から刺激を与え、歌ったり、踊ったり、笑ったり、さまざまな反応をするたびに内側からもしっかり感じ、大脳に神経細胞が伸びてきます。
では、刺激は多ければ多いほどいいのでしょうか?
例えば、音楽性を育てるのに一日中音楽を流しているお母さんがいます。しかし子供が反応を示さない音楽を長く聞かせても、子供にとっては騒音のように感じてしまうかもしれません。音に無反応な子供にもなりえます。子供の探究心にあった音楽、刺激をあたる事が大切ではないでしょうか?
リトミックは無理なく、楽しみながら能力を伸ばせる教育法です。
人間性の成長のために
脳には大脳皮質のほか、感情をつかさどる大脳辺縁系と言われる部分など沢山の部分があります。
ある部分が目覚しく伸びていくと、ほかのあまり伸びない部分に侵食していくと言われています。小さいころから、優秀だといわれていた子供が、感情が充分に育っていないために、哀しい事件を起こしてしまうこともありますね。人間にとって、感情や意思の働きは知的能力以上に大切で、豊かな感情、しっかりとした意思を持った子が大人になれば、好奇心、行動力を維持してゆけるのではないでしょうか?
リトミックでは幼児に最も大切な、『感じること』の体験を音楽を通していっぱいいっぱいあたえていきます。
スクルドエンジェル保育園の「リトミック」プログラムの内容!
リズムで学ぶ楽しい英語
少しでも長く続けて良い結果を出すには、楽しい レッスンであることは必要不可欠なものです。子供達は体を動かすのが大好き 楽しいレッスンで子供達は、目をキラキラ輝かせ、 どんどん英語を吸収していきます。 言語を習得するうえで大切なことは、そのリズムをつかむということです。歌や体で覚えた"発音""リズム""意味"は忘れにくく、"インプットの時期"である乳幼児期に、英語への好奇心を育むには最適です。 リズムがマスターできれば英語が聞き取れるように なりスムーズに話せるようにもなります。動き、歌、手遊び、フラッシュカード、踊り、楽器、ゲーム、など、盛りだくさんのレッスンで、英語のリズムを しっかり学びます。 「話す」ことの前提条件として、まず多くの言葉を聞く必要があります。 様々な動きを通して、英語の発音やイントネーションを聞くうちに、英語を意識せずに親しむことができます。子供たちは自然に 身についた英語を話すことが楽しみとなり、さらに様々な方法で自己表現できることに気づくでしょう。そしてますますお子様の世界が広がっていきます。
リトミックの教育目標
はじめにダルクローズのリトミックの章で書きましたように、リトミックは、スイスの音楽教育家ダルクローズが、ジュネーブで教鞭をとっていた音大生の演奏の表現力をより豊かにするために創案された、 音楽の教育法です。しかし、音感やリズムの訓練を頭でなく体で体験することで、繊細で鋭敏な感性を呼び起こすことから、 欧米では音楽以外のあらゆる芸術表現(ダンス、演劇など)の基礎としてなくてはならないものです。 また間接的に、集中力や創造力、社会性を育てることにもなるため、日本では幼児の情操教育として注目され、音楽療法にもとり入れられていますが、その一方で未就園児のリズム遊びやダンスあそびと 誤解されているのも残念な事実です。 リトミックによって育まれる力や効果は、決して目には見えません。しかし、音感やリズム訓練、音にあわせて体を動かしながら、それは子供たちの心にみずみずしい感性のシャワーを与え、 結果として自分と違う価値観、文化を受け入れ また自らの意見を彼らに真摯に伝えようとする豊かな力が湧き出てくるのです。 リトミックを土台に、さらに他者とのコミュニケーション力を英語と音楽で育てる。それがダルクローズイングリッシュリトミックの教育目標です。
5つのおすすめポイント
1.手作り教材・オリジナル教材・オリジナルソング
市販の教材では、子供の発達に合わせた教材を探すのは困難です。プランに合わせ、教材や歌など多くのものを手作りしています。
2.音符を理解し音感、リズム感が身につく
体でしっかりとリズムを感じ音符を理解するので、ピアノ、ヴァイオリンなどの楽器を習う前のステップとしても最適です。
3.感受性、表現力賀豊かになる
音楽は直接心に訴えかける素晴らしい芸術です。音楽を感じ、体で表すことで感受性が磨かれ、表現力が豊かになります。
4.即時反応で集中力
ダルクローズリトミックで最も重要な学習項目、即時反応。聞こえた音に即時に反応することにより、聴覚、脳、身体をコネクトさせることが出来ます。聞こえたものを速やかに表現することにより、注意力、集中力が磨かれます。
5.協調性が身につく
お友達とのグループレッスンでの関わりあい、またお友達の表現の尊重から、協調性が身につきます。
誕生してから6歳までの期間は、どの子も言葉を覚える黄金期にいます。
乳幼児期は音や言葉に対する感受性が非常に鋭いので、音の微妙なニュアンスやリズムも大人が驚くほどスムーズに受け入れることができるのです。
このことから、英語と音楽の教育はたいへん共通しているととらえることもできます。
人間の頭は、6歳で音に対する障壁や学習の障壁(臨界期)ができてしまうと、大脳生理学上からも言われています。
そのために音が頭の中に入りにくくなり、いくら学習しても限界ができてしまうということです。絶対音感が6歳を過ぎると身に付かないと言われているのはこのためで、
英語のヒアリングが難しくなるのも無理はありません。このように頭の中に障壁ができあがってしまう前の幼児期にこそ、英語に触れる環境は有効だと考えられます。
英語はコミュニケーションの手段であり、英語を覚えることは幼児にとっては遊びと同じでとても楽しいものです。リトミックという魔法の力も加わって、子どもたちはみな、目を輝かせます。
机にしばりつけて「覚えろ、覚えろ」というのではなく、体験を通じて英語に触れていくことで、英語を吸収していく素地をつくり、人と関わること(コミュニケーション)の楽しさをも
十分に味わうことができます。日本人は元来外国語を習得する事が苦手だと言われています。このプログラムでは外国人ティーチャーとの楽しい遊びを通して、英語への好奇心と自信を育み、
自己表現力・コミュニケーション・インターナショナルな考え方を学びます。